ピラミッディング
概要
過剰なタンパク質、低湿度、UVB不足により甲板が異常に隆起する成長異常です。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すリクガメの他の疾患を確認できます
臨床徴候
リクガメにおける甲羅ピラミッド化の臨床徴候は欠乏または過剰の栄養素により特異的パターンを示す。カルシウム不足: 骨軟化・病的骨折・痙攣・成長不良。ビタミンA不足: 眼疾患・皮膚角化異常・夜盲・繁殖障害。ビタミンC不足(モルモット): 関節腫脹・出血傾向・歯周病・成長不良。タンパク質-エネルギー欠乏: 削痩・筋萎縮・低アルブミン血症・浮腫。ビタミンD/UV-B不足(爬虫類): 代謝性骨疾患・骨軟化。
原因
爬虫類におけるピラミッディング(甲羅の隆起異常)の原因: 甲板が異常に隆起する成長異常で、主に不適切な食事や湿度管理が原因です。
病態生理
ピラミッディング(甲羅の隆起異常)は爬虫類における整形外科・筋骨格系疾患である。骨、関節、または支持軟部組織の構造的損傷、変性変化、発達異常を伴う。軟骨変性、軟骨下骨リモデリング、滑膜炎が関節疾患を特徴づける。腱・靭帯損傷は機械的安定性を障害する。疼痛、跛行、運動性低下がQOLに大きく影響する特徴的な臨床徴候である。
診断
視診で甲羅各甲板の隆起・角錐化を評価。飼育環境(湿度・UVB照射時間・床材)の詳細聴取が必須。X線で骨密度・甲板下の骨格異常を確認。血液生化学でCa/P比・25(OH)D3を測定。成長線の均一性を評価し、栄養性二次性上皮小体機能亢進症(NSHP)との鑑別を行う。甲羅の触診で硬度低下がないか確認する。同居個体との比較も診断の参考となる
治療
リクガメにおけるピラミッディングの治療: 原因に応じた特異的治療。支持療法(輸液・栄養・疼痛管理)。定期モニタリング。
予防
ピラミッディングの予防: 定期健診。適切な栄養。ストレス軽減。早期受診。
予後
ピラミッディングの予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
その他の他の疾患(リクガメ)
VetDictでリクガメの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。