← トップへ戻る
フクロモモンガ (Sugar Glider) その他 中等度

くる病(Sugar Glider)

Rickets / くる病(Sugar Glider)

概要

フクロモモンガにおける栄養性の筋骨格系疾患。くる病は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

主な症状

跛行 無気力・元気消失 疼痛 食欲低下 創傷治癒不良 被毛の荒れ 衰弱 体重減少

原因

フクロモモンガにおける栄養性の筋骨格系疾患。くる病は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

病態生理

フクロモモンガにおける栄養性の筋骨格系疾患。くる病は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

治療

【フクロモモンガのくる病】■病態: Ca/P不均衡・ビタミンD不足。果物偏食(高P/低Ca)が主因。MBD(代謝性骨疾患)の一形態。■症状: 後肢麻痺(最初の徴候が多い)、骨折、痙攣(低Ca血症)。■治療: Ca gluconate 50 mg/kg PO q12h。ビタミンD3。UVBランプ。BML/HPW diet遵守(Ca:P=2:1)。昆虫にCa粉末添加。■予後: 早期→良好。後肢麻痺→回復に数週間。■参考文献: Dierenfeld 2009; Ness & Booth 2004

予防

種特異的な栄養要求量に基づいた適切な食事の提供が最も基本的な予防策である。商業用総合栄養食の使用、手作り食の場合は獣医栄養学専門医による栄養設計、成長期・妊娠期・高齢期に応じた栄養調整が必要である。特定の種(モルモットのビタミンC、草食動物の繊維質)の固有な栄養要求を理解し、サプリメントで補完することが重要である。

予後

栄養性疾患の多くは原因となる栄養不均衡の是正により良好な予後が期待できる。早期に適切な食事矯正とサプリメント補充が開始されれば、多くの臨床症状は可逆的である。しかし成長期の骨格変形や重度の神経障害など、長期の栄養欠乏により不可逆的な構造変化が生じた場合は完全な回復が困難である。継続的な栄養モニタリングと食事管理が再発防止に不可欠である。

その他の他の疾患(フクロモモンガ)

フクロモモンガの全疾患を見る →

VetDictでフクロモモンガの鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う

関連する疾患

栄養性骨異栄養症(MBD)(Sugar Glider) (共通8症状) カルシウム欠乏症(Sugar Glider) (共通8症状) ビタミンD欠乏症(Sugar Glider) (共通8症状) ビタミンE欠乏症(Sugar Glider) (共通8症状) 栄養不良・栄養欠乏症 (共通5症状) タンパク質欠乏症 (共通4症状) 歯科膿瘍(Sugar Glider) (共通4症状) 骨折(Sugar Glider) (共通4症状)
📋 フクロモモンガの疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。