総排泄腔結石
概要
総排泄腔内の結石。
主な症状
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原因
ヘビにおける総排泄腔結石の原因: 食事性失調、感染性病原体、寄生虫、ストレス、異物摂取、毒素、腸内細菌叢の破綻による消化器疾患。急な食事変更と不適切な食物が一般的な誘因。
病態生理
総排泄腔結石はヘビにおける消化器疾患である。粘膜の完全性、運動性、分泌機能、またはマイクロバイオームバランスの障害を伴う。炎症により上皮バリアが損傷し、吸収不良、体液喪失、細菌トランスロケーションの可能性がある。運動障害(低運動性/うっ滞または亢進)により通過時間と消化効率が変化する。後腸発酵動物では盲腸/結腸フローラの破壊が致死的ディスバイオーシスと腸管毒素症を引き起こしうる。
治療
ヘビ総排泄腔結石: ① 病態—脱水、高タンパク食、低Ca食、Ca補給不足、慢性腎症→総排泄腔内の尿酸塩/シュウ酸Ca結石→排便/排卵障害、テネスムス、嗜眠。② 確定: 触診、X線(不透過性)、超音波、内視鏡。③ 内科治療: 温浴 q24h × 30分(種別温度)で結石の自然排出促進、輸液療法(ノルモソルR 25-30 mL/kg/日 SC/ICe)で尿酸塩結石溶解。④ 用手摘出(小結石): 麻酔下で潤滑剤+鉗子/スプーン鉗子で摘出。⑤ 外科除去(大型結石): 総排泄腔切開術(cloacotomy)—麻酔下、術後縫合・抗菌薬・POTZ維持。⑥ 鎮痛: メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h × 5-7日、ブプレノルフィン 0.01-0.05 mg/kg IM q12-24h。⑦ 食事・環境改善: 適切なタンパク量、Ca・水分豊富、温度勾配、清潔な飲水器。⑧ 基礎疾患スクリーニング: 慢性腎症、痛風、NSHP。Mader 2019, Divers & Stahl 2019。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。
予防
総排泄腔結石の予防: 定期健診。適切な栄養。ストレス軽減。早期受診。
予後
総排泄腔結石の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
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