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爬虫類 (Reptile) 中等度

甲状腺機能亢進症

Hyperthyroidism / 甲状腺機能亢進症

概要

爬虫類で稀に報告される甲状腺ホルモン過剰産生。

主な症状

hyperactivity increased appetite muscle wasting weight loss

原因

爬虫類では稀に記録。甲状腺腫瘍(腺腫または癌)が最も一般的な原因。過剰な食事性ヨウ素補給からも発生しうる。爬虫類の甲状腺は腹側頸部に位置する。

病態生理

甲状腺ホルモンの過剰産生が代謝率を上昇させ、過活動、良好な食欲にもかかわらず体重減少、頻脈、脱皮頻度の増加を引き起こす。重症例では心機能障害と筋肉消耗が発生。

治療

甲状腺腫瘍に対する甲状腺摘出術。メチマゾール1-2 mg/kg PO 24時間毎が経験的に使用されている。医原性の場合は食事性ヨウ素の減量。治療後の甲状腺レベルのモニタリング。

予防

過剰なヨウ素補給の回避。甲状腺腫大を検出するための定期的な獣医学的検査。

予後

様々。良性甲状腺腺腫の外科的切除は治癒的でありうる。甲状腺癌はより慎重な予後。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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