甲状腺機能亢進症
Hyperthyroidism / 甲状腺機能亢進症
概要
爬虫類で稀に報告される甲状腺ホルモン過剰産生。
主な症状
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原因
爬虫類では稀に記録。甲状腺腫瘍(腺腫または癌)が最も一般的な原因。過剰な食事性ヨウ素補給からも発生しうる。爬虫類の甲状腺は腹側頸部に位置する。
病態生理
甲状腺ホルモンの過剰産生が代謝率を上昇させ、過活動、良好な食欲にもかかわらず体重減少、頻脈、脱皮頻度の増加を引き起こす。重症例では心機能障害と筋肉消耗が発生。
治療
爬虫類の甲状腺機能亢進症は稀。リクガメ、グリーンイグアナで腺腫/腺癌報告あり。甲状腺摘出が第一選択。メチマゾールは外挿で2-5 mg/kg PO q24hを試行(データ限定)。T4は種別基準値が不明確で診断には超音波と病理が中心。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。
予防
過剰なヨウ素補給の回避。甲状腺腫大を検出するための定期的な獣医学的検査。
予後
様々。良性甲状腺腺腫の外科的切除は治癒的でありうる。甲状腺癌はより慎重な予後。
関連する薬品
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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