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フェレット (Ferret) その他 重度

播種性特発性筋筋膜炎(DIM)- 急性型

Disseminated Idiopathic Myofasciitis (DIM) - Acute / 播種性特発性筋筋膜炎(DIM)- 急性型

概要

若いフェレットの骨格筋と筋膜に影響する原因不明の急性炎症性疾患です。

主な症状

食欲廃絶 高熱 後肢の衰弱 無気力 筋肉痛 好中球増多

原因

原因不明。免疫介在性が疑われる。18ヶ月齢未満の若齢フェレットに好発。

病態生理

DIMの急性型。全身性筋膜・筋肉の急性炎症→高熱・食欲廃絶・全身の激しい疼痛→急速進行→多臓器不全。

治療

積極的免疫抑制療法: プレドニゾロン 2-4mg/kg PO q12h(初期)、臨床反応に基づき4-8週間で漸減。疼痛管理: トラマドール 5-10mg/kg PO q12h、重度筋痛にはブプレノルフィン 0.01-0.03mg/kg SC/IM q8-12h。メロキシカム 0.2mg/kg PO/SC q24h(補助的抗炎症)。支持療法: 輸液(乳酸リンゲル液 60-90mL/kg/day SC/IV)、強制給餌(高カロリーペースト15-20mL q4-6hシリンジ給餌)、環境保温(28-30℃)。CK値を筋炎症マーカーとしてモニタリング。フェレットは食欲廃絶時に低血糖を起こしやすい — 血糖値q4-6hで確認、<60mg/dLなら50%デキストロース1-2mL/kg IV希釈投与。回復期の理学療法(筋拘縮予防)。主に18ヶ月齢未満に好発、免疫介在性が疑われる。予後は不良〜要注意、早期の積極的免疫抑制で生存率改善。

予防

高用量プレドニゾロン+支持療法。予後は不良〜慎重。

予後

予後は不良〜要注意。積極的免疫抑制なしでは死亡率高い。急性期を生存した個体は残存する筋萎縮を伴い回復する可能性あり。再発の可能性あり。

関連する薬品

💊 メロキシカム 💊 トラマドール 💊 ブプレノルフィン 💊 プレドニゾロン

※ 薬品辞書で詳細な投与量・副作用情報を確認できます

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