肥満
概要
高脂肪種子食と運動不足による過体重で、脂肪肝の素因となる。
主な症状
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臨床徴候
鳥における肥満の臨床徴候は欠乏または過剰の栄養素により特異的パターンを示す。カルシウム不足: 骨軟化・病的骨折・痙攣・成長不良。ビタミンA不足: 眼疾患・皮膚角化異常・夜盲・繁殖障害。ビタミンC不足(モルモット): 関節腫脹・出血傾向・歯周病・成長不良。タンパク質-エネルギー欠乏: 削痩・筋萎縮・低アルブミン血症・浮腫。ビタミンD/UV-B不足(爬虫類): 代謝性骨疾患・骨軟化。
原因
内分泌/代謝機能に影響する食事の欠乏または過剰が原因。鳥の食性は特定の栄養バランスを必要とする。不適切な食事が主要栄養素の欠乏・過剰をもたらす。紫外線・温度・水質などの飼育因子も栄養状態に影響しうる。
病態生理
鳥の内分泌/代謝機能に影響する栄養欠乏または過剰は食事の不均衡に起因する。必須栄養素の不十分な摂取が細胞機能・組織修復・免疫能を障害する。鳥の食性は特定の栄養バランスを必要とし、不適切な給餌が臨床疾患を引き起こす。慢性的な栄養不均衡は進行性の組織損傷・代謝機能障害・二次合併症をもたらす。
診断
体重測定と理想体重との比較(種別基準値との照合)。身体検査(皮下脂肪蓄積・竜骨突起の触知困難・腹部膨満・xanthoma形成)。X線検査(体腔内脂肪蓄積・肝腫大)。血液生化学(コレステロール・トリグリセリド上昇、肝酵素上昇、甲状腺ホルモン低値の除外)。CBC。鳥類の肥満は種子食偏食(高脂肪のヒマワリ種子・麻の実)と運動不足が主因で、セキセイインコ・アマゾンインコ・バタンで好発。脂肪肝症候群・動脈硬化・心疾患のリスク因子となる。
治療
鳥における肥満の治療: 原因の鑑別診断に基づく特異的治療。支持療法(輸液・栄養・疼痛管理)。環境管理。定期的なモニタリングと治療調整。
予防
予防には適切な飼育管理(適切な食事・清潔な環境・最適な温湿度);定期的な獣医師の健康診断;新規動物の検疫;ストレス軽減;種特異的予防措置が含まれる
予後
栄養疾患の予後は欠乏/過剰の程度と是正の速やかさに依存する。早期発見と食事是正で予後良好。重度の栄養障害や不可逆的な組織損傷がある場合は予後慎重。適切な食事指導が再発予防の鍵。
栄養の他の疾患(鳥)
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