💊 スペクチノマイシン
Spectinomycin / スペクチノマイシン
作用機序
アミノシクリトール系抗菌薬。30Sリボソーム結合で静菌作用。マイコプラズマ・大腸菌・パスツレラ・サルモネラに活性。リンコマイシンとの配合剤(リンコスペクチン®)が多い。
Aminocyclitol antibiotic. Bacteriostatic via 30S ribosomal binding. Active against Mycoplasma, E. coli, Pasteurella, Salmonella. Often combined with lincomycin (Linco-Spectin®).
動物種別 投与量
| 動物種 | 安全性 | 用量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 犬 Dog |
✓ 可 | リンコスペクチン: 10-22 mg/kg 経口/筋注 12時間毎 | 皮膚・創傷・呼吸器感染症(リンコマイシン併用) |
| 猫 Cat |
✓ 可 | リンコスペクチン: 10-22 mg/kg 経口/筋注 12時間毎 | 犬と同様の適応 |
| うさぎ Rabbit |
✓ 可 | 10 mg/kg 筋注 12時間毎 | パスツレラ。ウサギでは経口リンコマイシン成分を回避(腸内細菌叢異常) |
| 鳥 Bird |
✓ 可 | 35-50 mg/kg 筋注 8-12時間毎;または飲水1-2 g/L | 家禽・インコ類のマイコプラズマ・大腸菌呼吸器感染症 |
| インコ Parakeet |
✓ 可 | 35-50 mg/kg 筋注 8-12時間毎;または飲水1-2 g/L | (鳥類データから推定) 家禽・インコ類のマイコプラズマ・大腸菌呼吸器感染症 |
| オウム Parrot |
✓ 可 | 35-50 mg/kg 筋注 8-12時間毎;または飲水1-2 g/L | (鳥類データから推定) 家禽・インコ類のマイコプラズマ・大腸菌呼吸器感染症 |
主な副作用
- ⚠️ 注射部位疼痛
- ⚠️ 消化器症状(経口)
- ⚠️ 神経筋遮断(高用量静注時)
禁忌・注意
🚫 ウサギ・モルモット・ハムスターでは経口リンコマイシン成分に注意(致死的腸内細菌叢異常)。小型エキゾチックでは筋注のみ。
薬物相互作用
| 併用薬 | 影響 |
|---|---|
| neuromuscular_blockers | 神経筋遮断を増強する可能性 |
| erythromycin | リンコマイシン成分と50Sリボソーム部位で拮抗 |
この薬が使われる疾患
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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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