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💊 フィナステリド(プロスカー)

Finasteride / フィナステリド(プロスカー)

作用機序

II型5α-還元酵素阻害薬。前立腺肥大を駆動するアンドロゲンであるジヒドロテストステロン(DHT)へのテストステロン変換を阻害し、血中テストステロンを下げずに前立腺を緩徐に退縮させる — 性欲・精液性状・繁殖能が温存されるため、繁殖犬のBPH内科治療の第一候補となる。

Type II 5α-reductase inhibitor. Blocks conversion of testosterone to dihydrotestosterone (DHT), the androgen driving prostatic hyperplasia, causing gradual prostatic involution without lowering circulating testosterone — libido, semen quality and fertility are preserved, which is why it is the medical option of choice for breeding dogs with BPH.

動物種別 投与量

動物種安全性用量備考

Dog
✓ 可 良性前立腺肥大症: 0.1-0.5 mg/kg 経口 24時間毎(実用量: 多くの犬で5 mg/頭 24時間毎; Sirinarumitr 2001 — 16週で前立腺体積約43%減少)。効果発現は数週間かけて緩徐。中止後は再腫大するため、去勢しない限り長期継続。 根治治療は去勢。精液性状・繁殖能が温存されるため種雄犬に適する。内科管理の前に前立腺炎・膿瘍・腫瘍を除外すること。

Cat
✕ 禁忌 適応なし — 猫では臨床的に問題となる前立腺肥大は起こらない。 猫への適応はなく外挿しない。

主な副作用

  • ⚠️ 忍容性良好。時に精液量の一過性減少(性状は保たれる)。まれに元気低下

禁忌・注意

🚫 催奇形性 — 破損・粉砕した錠剤を妊娠中の飼い主が素手で扱わないこと(経皮吸収され雄胎子を女性化させる)。妊娠中・繁殖用の雌には絶対に投与しない。猫には使用しない

薬物相互作用

併用薬影響
Osaterone acetate / deslorelinBPH内科治療の代替選択肢同士 — 併用せずいずれか単独で使用。抗アンドロゲン戦略の併用エビデンスはない

この薬が使われる疾患

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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
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