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ヘビ (Snake) 皮膚 重度

化学熱傷

Burns (Chemical) / 化学熱傷

概要

清掃剤や床材化学物質との接触による化学熱傷。

主な症状

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臨床徴候

ヘビにおける熱傷の臨床徴候は外傷部位と重症度により異なる。骨折: 跛行(非荷重)・腫脹・捻髪音・変形・疼痛。裂傷: 出血・組織欠損・感染リスク。内臓損傷: ショック徴候・腹部緊張・呼吸困難(横隔膜ヘルニア・気胸)。脳挫傷: 意識低下・瞳孔異常・運動失調・発作。脊椎損傷: 麻痺・反射異常・排尿障害。重度外傷では多発外傷の評価と緊急安定化が予後を左右する。

原因

ヘビにおける熱傷の原因は外力(落下・衝突・圧迫・咬傷・鋭利物による切創)による組織の物理的損傷である。不適切な飼育環境(狭小・過度に高い構造物・鋭利な突起物・滑りやすい床面)、他動物との闘争、不注意な取り扱い、逃走・脱走、交通事故が主要原因。小型・幼若個体は重度の外傷を負いやすく、適切な飼育設備設計と安全管理により多くの外傷は予防可能である。二次的合併症(感染・出血性ショック・組織壊死)を見越した初期評価が重要。(ヘビは脱皮周期に注意、種別POTZ維持)

病態生理

ヘビの熱傷(ヘビ)は外傷性疾患で、皮膚バリア機能の破綻と局所微小環境の変化が発症の基盤にある。直接的な組織損傷→炎症反応→二次的合併症(感染、浮腫)のリスク。早期介入が予後を左右する。

診断

体表の熱傷範囲を視診で評価し、深度分類(表層性・部分層・全層)と体表面積比率を記録する。ヘビでは腹側鱗の損傷が特に移動機能に影響するため、腹鱗(ventral scale)の損傷範囲を重視する。創傷部の細菌培養で二次感染の起炎菌を同定する。CBC・血液生化学(TP・尿酸・電解質)で脱水・感染・臓器障害を評価する。ヒーター(ホットロック・ヒートマット・ヒートランプ)の設置位置・サーモスタット機能不全が原因の大部分を占める。熱傷は脱皮2-3サイクルにわたり治癒経過を追跡する必要がある。

治療

大量換水(50-75%)、汚染環境からの隔離、活性炭濾過、エアレーション強化、支持療法。水質パラメーターの密なモニタリング。

予防

ヘビにおける熱傷の予防は飼育環境の安全管理が中心。鋭利物・落下物の除去、滑床対策(マット)、高所からの落下・脱走防止など飼育環境の安全管理。小型動物のケージ内安全(突起物・粗い金網の除去)、他動物との接触管理。交通事故予防(迷子札・マイクロチップ・首輪・リード)。自然災害(地震・火災)対策。

予後

疾患の重症度、治療開始の早さ、治療反応により異なる。早期の適切な治療介入で一般に予後改善。

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