出血性・重度ESGD(グレード3-4)
概要
胃扁平上皮部潰瘍の重度進行形。ECEIMグレード3(大きい多発潰瘍)~4(深部潰瘍・出血)。慢性貧血・体重減少・運動能力著減を伴い、標準用量・期間の治療に反応不良のことが多い。穿孔リスクあり(Sykes et al. ECEIM Consensus 2015)。
病態生理
出血性・重度ESGD(グレード3-4)は馬の組織に病理学的変化を引き起こす疾患である。胃扁平上皮部潰瘍の重度進行形。ECEIMグレード3(大きい多発潰瘍)~4(深部潰瘍・出血)。慢性貧血・体重減少・運動能力著減を伴い、標準用量・期間の治療に反応不良のことが多い。穿孔リスクあり(Sykes et al. ECEIM Consensus 2015)。 未治療の場合、細胞障害、炎症反応、組織損傷の段階を経て進行しうる。
予防
ESGD早期発見(6ヶ月毎の内視鏡スクリーニング高リスク馬)、グレード1-2段階での適切治療、NSAIDs慎重使用+胃粘膜保護薬併用、ストレスイベント時の予防投与(オメプラゾール 1-2 mg/kg PO SID × 競技期間)、適切な飼養管理の継続
予後
適切な高用量・長期治療で60-80%が8-12週間で改善。再発率はグレード1-2より高(>50%)。穿孔例は致死率>90%。競走馬は治療中完全休養が予後を大きく改善
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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