← トップへ戻る
馬 (Horse) その他 軽度

馬ウイルス性動脈炎

概要

馬動脈炎ウイルスによる全身性血管炎。浮腫・発熱・流産。

主な症状

※ 症状をクリックすると、その症状を示す馬の他の疾患を確認できます

病態生理

馬の馬ウイルス性動脈炎は臨床的に重要な疾患で、馬ウイルス性動脈炎(EVA)は Arterivirus 科の馬動脈炎ウイルス(EAV)による高度伝染性ウイルス疾患である。呼吸器症状・眼周囲浮腫・四肢浮腫・皮膚発疹に加え、妊娠馬での流産誘発(流産率1。病態の進行は原因と宿主の免疫状態に依存する。早期発見・早期治療が予後改善の鍵。

予防

馬ウイルス性動脈炎の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。

予後

馬ウイルス性動脈炎の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。

📚 参考文献

Based on articles retrieved from PubMed

  1. Luis Fuentes V, Abbott J, Chetboul V, et al. (2020). ACVIM consensus statement guidelines for the classification, diagnosis, and management of cardiomyopathies in cats. J Vet Intern Med. [DOI] [PubMed]

その他の他の疾患(馬)

馬の全疾患を見る →

VetDictで馬の鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う
📋 馬の疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。