胃扁平上皮部潰瘍 (ESGD)
概要
胃の扁平上皮部(胃角折以上)の潰瘍性・びらん性病変。酸による化学的障害が主病態。競走馬・スポーツ馬の有病率60-90%、レジャー馬でも30-40%(Sykes et al. JVIM 2015 ECEIM Consensus)。
主な症状
毛づやが悪い・毛がゴワゴワ
歯ぎしりをしている
お腹を気にする(蹴る・見る・寝転がる)
上唇を巻き上げる動作が多い
食べているのに痩せる
慢性的に疲れやすい・パフォーマンス低下
食欲がない
体重が減っている
胃内視鏡: 胃潰瘍がある
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病態生理
胃扁平上皮部潰瘍 (ESGD)は馬の組織に病理学的変化を引き起こす疾患である。胃の扁平上皮部(胃角折以上)の潰瘍性・びらん性病変。酸による化学的障害が主病態。競走馬・スポーツ馬の有病率60-90%、レジャー馬でも30-40%(Sykes et al. JVIM 2015 ECEIM Consensus)。 未治療の場合、細胞障害、炎症反応、組織損傷の段階を経て進行しうる。
予防
24時間牧草アクセス、1日6食以上の分割給餌、穀類<2 g/kg/日、アルファルファ補給、運動前給餌、ストレス軽減、輸送・競走時のオメプラゾール予防投与(1-2 mg/kg SID)
予後
適切な薬物療法+飼養管理改善で70-90%が4週間で治癒。飼養管理を改善しない場合再発率>30%。ECEIMグレード4・合併症例では治癒に時間要する
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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