結腸フィトベゾアール(繊維性胃腸石)
概要
結腸・盲腸内で形成される繊維性植物性凝固塊(藁・未消化粗飼料・刈草等)。柿由来のタンニン性胃フィトベゾアールとは別病態で、結腸下行部・小結腸に好発し閉塞性疝痛を呈する。慢性便秘・歯科疾患・飲水不足が素因(White & Moore Equine Acute Abdomen 2008)。
病態生理
結腸フィトベゾアール(繊維性胃腸石)は馬の組織に病理学的変化を引き起こす疾患である。結腸・盲腸内で形成される繊維性植物性凝固塊(藁・未消化粗飼料・刈草等)。柿由来のタンニン性胃フィトベゾアールとは別病態で、結腸下行部・小結腸に好発し閉塞性疝痛を呈する。慢性便秘・歯科疾患・飲水不足が素因(White & Moore Equine Acute Abdomen 2008)。 未治療の場合、細胞障害、炎症反応、組織損傷の段階を経て進行しうる。
予防
定期的歯科検診(6ヶ月毎)、清潔で十分な飲水確保、粗飼料の適切な長さ管理、サイリウム予防投与、砂地管理、高齢馬の個別給餌管理
予後
内科療法成功例は予後良好、外科除去例も適切管理で70-85%生存。小結腸虚血進行例・穿孔例は予後不良。再発リスクあり飼養管理継続必須
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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