疝痛
概要
腹痛を主徴とする症候群。原因は多岐(変位、閉塞、捻転等)。死因上位。
主な症状
お腹が張っている
お腹を気にする(蹴る・見る・寝転がる)
便秘・便が硬い
上唇を巻き上げる動作が多い
胃液が逆流する
お腹の音が少ない・聞こえない
脱水のサイン(皮膚をつまんで戻りが遅い)
元気がない・ぐったりしている
食欲がない
歯ぐきの色の戻りが遅い(2秒以上)
異常に汗をかく
※ 症状をクリックすると、その症状を示す馬の他の疾患を確認できます
病態生理
疝痛(コリック)は腹痛を主徴とする症候群で、馬の最も一般的な緊急疾患。原因分類:(1) 痙攣性疝痛(腸管攣縮、最多で予後良好)、(2) 閉塞性(糞石、異物、回盲部閉塞)、(3) 変位/捻転(大結腸捻転、小腸捻転→絞扼性→腸管壊死)、(4) ガス疝(盲腸/結腸の鼓脹)。絞扼性疝痛は腸管の血行遮断→虚血性壊死→エンドトキシン血症→ショックに至る緊急手術適応。
予防
規則正しい給餌、十分な飲水、定期的な駆虫、歯科検診、砂地対策
予後
単純な痙攣性疝痛は良好。絞扼性・捻転では早期手術が予後を左右する。手術成功率は施設・発見時期による
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
その他の他の疾患(馬)
VetDictで馬の鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。