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モルモット (Guinea Pig) 生殖器 緊急

胎仔遺残

Retained Fetus / 胎仔遺残

概要

分娩後に死亡した胎仔が子宮内に残留し、敗血症を引き起こす状態です。

主な症状

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臨床徴候

モルモットにおける胎児遅滞の臨床徴候は外傷部位と重症度により異なる。骨折: 跛行(非荷重)・腫脹・捻髪音・変形・疼痛。裂傷: 出血・組織欠損・感染リスク。内臓損傷: ショック徴候・腹部緊張・呼吸困難(横隔膜ヘルニア・気胸)。脳挫傷: 意識低下・瞳孔異常・運動失調・発作。脊椎損傷: 麻痺・反射異常・排尿障害。重度外傷では多発外傷の評価と緊急安定化が予後を左右する。

原因

生殖器系組織への物理的外傷が原因。転落・ケージ損傷・取扱い事故・同居個体や捕食者からの咬傷・環境危険物が一般的原因。モルモットの解剖学的特性が特定の損傷タイプへの素因となりうる。二次合併症として感染・治癒遅延・慢性疼痛がある。

病態生理

モルモットの生殖器系組織への外傷性損傷は、挫傷・裂傷・骨折を含む直接的な機械的組織損傷を引き起こす。急性炎症反応により浮腫・出血・疼痛が生じる。二次合併症として細菌汚染・感染・治癒遅延がある。モルモットでは損傷からのストレスが追加の全身合併症を引き起こしうる。

診断

分娩後の経過観察で胎盤排出の有無を確認(正常は分娩後数時間以内)。膣口からの胎盤遺残組織・悪臭分泌物を視診で確認。腹部X線で残留胎仔・胎盤の石灰化を評価。腹部超音波で子宮内容物・子宮壁の状態を確認。CBC(白血球増多)・生化学で感染・子宮炎の評価。体温測定で発熱を確認。放置すると子宮炎・敗血症に進展するため早期介入が重要。仔の数と胎盤数の不一致が手がかりとなる

治療

モルモットにおける胎仔遺残の治療: 原因の鑑別診断に基づく特異的治療。支持療法(輸液・栄養・疼痛管理)。環境管理。定期的なモニタリングと治療調整。

予防

胎仔遺残の予防: 繁殖前評価で体重管理(BCS 3-4)、骨盤評価、妊娠期のカルシウム・ビタミンC継続補給(モルモットはビタミンC合成不可)。分娩中の積極的モニタリング(正常分娩1-3時間)。仔数確認。難産後45分以内に帝王切開。分娩後の完全な胎盤排出確認。膣排膿の監視。ビタミンC継続補給。非繁殖メスはOVE推奨。

予後

外傷の予後は損傷の重症度と合併症の有無に依存する。軽度外傷は適切な創傷管理で予後良好。重度外傷、多発骨折、脊髄損傷は予後慎重〜不良。早期治療と適切な疼痛管理が回復を促進する。

関連する薬品

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