卵管炎(鳥)
概要
鳥における細菌性の生殖器系疾患。卵管炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
鳥における細菌性の生殖器系疾患。卵管炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
鳥における細菌性の生殖器系疾患。卵管炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
卵管炎(salpingitis)。細菌性上行感染、異所性卵、卵黄性腹膜炎が主因。治療 — 内科療法が基本: 抗菌薬(培養+感受性試験推奨): 第一選択: アモキシシリン/クラブラン酸 125 mg/kg PO q12h × 14-21日。 エンロフロキサシン 15-30 mg/kg PO q12h × 14-21日。 重症例: セフタジジム 100 mg/kg IM q8h × 7-10日。 一般的起因菌: E. coli、Staphylococcus、Pseudomonas、Mycoplasma。 マイコプラズマ疑い時: ドキシサイクリン 25-50 mg/kg PO q24h × 45日。ホルモン制御(再発予防+産卵抑制): ロイプロリド: 400-800 μg/kg IM q14-28日。 デスロレリン(Suprelorin)4.7mgインプラント(長期管理)。 光周期管理: 暗期12-14h/日。支持療法: 輸液: 皮下/骨髄内 50-100 mL/kg/日。 保温(28-30°C)。 鎮痛: メロキシカム 0.5-1 mg/kg PO q12-24h。 栄養管理(Caサプリ、ビタミンD3)。外科的介入(適応): 内科療法無反応。慢性/再発性卵管炎。腹膜炎併発。 卵管摘出術(salpingohysterectomy): 根治的治療。 — 技術的に困難。大血管(腎臓、大動脈に近接)。診断: 超音波(卵管壁肥厚、内腔液体)、X線、細菌培養(総排泄腔スワブ/腹腔穿刺)。予後: 急性で早期治療は良好。慢性再発性は予後ガード — 外科検討。
予防
鳥における卵管炎の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
鳥における卵管炎の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
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