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💊 サロラネル+モキシデクチン+ピランテル(シンパリカトリオ)

Sarolaner + Moxidectin + Pyrantel (Simparica Trio) / サロラネル+モキシデクチン+ピランテル(シンパリカトリオ)

作用機序

サロラネル(イソキサゾリン系: 節足動物のGABA/グルタミン酸作動性Clチャネル遮断)+モキシデクチン(大環状ラクトン: 犬糸状虫L3/L4幼虫を殺滅)+パモ酸ピランテル(ニコチン受容体作動: 回虫・鉤虫の痙性麻痺)を配合した月1回のチュアブル錠。

Sarolaner (isoxazoline: GABA-/glutamate-gated chloride channel blocker in arthropods) + moxidectin (macrocyclic lactone: kills D. immitis L3/L4 larvae) + pyrantel pamoate (nicotinic agonist: spastic paralysis of roundworms/hookworms) in one monthly chewable.

動物種別 投与量

動物種安全性用量備考
犬
Dog
✓ 可 最低用量 サロラネル 1.2 mg/kg+モキシデクチン 24 µg/kg+ピランテル(パモ酸塩として)5 mg/kg を月1回経口、体重帯別のチュアブル錠で投与(ラベル範囲 サロラネル 1.2-2.4 mg/kg)。8週齢以上・1.25 kg以上。フィラリア予防は通年(または蚊の発生1ヶ月前から終息1ヶ月後まで)(シンパリカトリオ ラベル、FDA 2020年)。 開始前にフィラリア抗原検査陰性を確認する(感染犬への大環状ラクトン投与はミクロフィラリア死滅反応のリスクがあり、成虫は駆除しない)。イソキサゾリン系のクラス警告: 神経系副作用(振戦・運動失調・痙攣)の報告あり — 痙攣の既往がある犬では慎重に。本用量のモキシデクチンはMDR1(ABCB1)変異犬でも安全。条虫には無効(必要時プラジカンテル/エプシプランテルを追加)。国内でも販売されている。
猫
Cat
✕ 禁忌 猫には使用しない — 猫用製剤(セラメクチン+サロラネル外用等)を用いる。 犬専用チュアブル錠。

主な副作用

  • ⚠️ 嘔吐・下痢・元気消失・食欲不振(まれ)
  • ⚠️ 神経症状: 振戦・運動失調・痙攣(イソキサゾリン系、まれ)

禁忌・注意

🚫 8週齢未満・1.25 kg未満。フィラリア陽性犬(事前検査必須)。痙攣・神経疾患の既往がある犬では慎重に(イソキサゾリン系)。

薬物相互作用

併用薬影響
Other isoxazolines (fluralaner, afoxolaner, lotilaner)同系統の重複曝露で上乗せ効果なし — 併用しない。
Other macrocyclic lactones (ivermectin, milbemycin, selamectin)フィラリア予防薬の重複。高用量ではMDR1変異犬で神経毒性が相加しうる。

この薬が使われる疾患

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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
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