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💊 アルベンダゾール(バルバゼン)

Albendazole (Valbazen) / アルベンダゾール(バルバゼン)

作用機序

ベンズイミダゾール系駆虫薬。線虫・原虫のβチューブリンに結合して微小管重合とグルコース取込を阻害する。フェンベンダゾールより抗原虫スペクトラムが広い(ジアルジア、Encephalitozoon を含む微胞子虫)が、伴侶動物ではベンズイミダゾール系の中で最も骨髄毒性が強い。

Benzimidazole anthelmintic. Binds nematode/protozoal beta-tubulin, blocking microtubule polymerisation and glucose uptake. Broader anti-protozoal reach than fenbendazole (Giardia, microsporidia including Encephalitozoon), but also the most myelotoxic benzimidazole in companion animals.

動物種別 投与量

動物種安全性用量備考

Dog
✓ 可 ジアルジア: 25 mg/kg 経口 q12h×2-4日。フィラロイデス/肺吸虫: 25-50 mg/kg q12h×10-21日(長期コースでは週1回CBCモニタリング)。 通常はフェンベンダゾールを優先 — アルベンダゾールは犬で再生不良性貧血の報告がある。広域スペクトラムが必要な感染に限定して使用。

Cat
✕ 禁忌 通常使用は非推奨 — 再生不良性貧血/汎血球減少の報告あり(Platynosomum 治療の50 mg/kg q24hで骨髄毒性)。フェンベンダゾールまたはプラジカンテルを使用。 やむを得ず使用する場合は5-7日毎の厳密なCBCモニタリング。
うさぎ
Rabbit
✓ 可 エンセファリトゾーン症(代替薬): 20-30 mg/kg 経口 q24h×7-14日 — 第一選択は引き続きフェンベンダゾール 20 mg/kg q24h×28日(Suter 2001)。CBCモニタリング必須。ウサギで骨髄抑制の報告あり。

Bird
✓ 可 5-10 mg/kg 経口 q24h×3-5日(回虫・毛細線虫)。鞭毛虫は 10 mg/kg q12h×5日。増量禁止 — ハト目・オウム目で高用量による骨髄毒性・死亡の報告あり。
インコ
Parakeet
✓ 可 5-10 mg/kg 経口 q24h×3-5日(回虫・毛細線虫)。鞭毛虫は 10 mg/kg q12h×5日。増量禁止 — ハト目・オウム目で高用量による骨髄毒性・死亡の報告あり。 (鳥類データから推定)
オウム
Parrot
✓ 可 5-10 mg/kg 経口 q24h×3-5日(回虫・毛細線虫)。鞭毛虫は 10 mg/kg q12h×5日。増量禁止 — ハト目・オウム目で高用量による骨髄毒性・死亡の報告あり。 (鳥類データから推定)

主な副作用

  • ⚠️ 骨髄抑制(再生不良性貧血・汎血球減少 — 犬・猫・ウサギ・鳥)、消化器症状、肝障害。妊娠初期には催奇形性。

禁忌・注意

🚫 妊娠(催奇形性)、既存の血球減少、肝不全。猫では通常適応での使用を回避。

薬物相互作用

併用薬影響
Dexamethasoneアルベンダゾールスルホキシド濃度を上昇させることがある(ヒトデータ)。
Praziquantelアルベンダゾール代謝物の曝露を増加(ヒトデータ)。吸虫併用プロトコルではモニタリング。

この薬が使われる疾患

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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
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