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トカゲ (Lizard) 内分泌 緊急

低血糖症

Hypoglycemia / 低血糖症

概要

危険な低血糖。

主な症状

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臨床徴候

トカゲにおける低血糖症の臨床徴候はホルモン異常または代謝障害の種類により特異的パターンを示す。糖尿病: 多飲多尿・多食・体重減少。甲状腺機能亢進: 体重減少・多食・多動・心拍数上昇。クッシング症候群: 腹部膨満・脱毛・多飲多尿・薄い皮膚。アジソン病: 元気消失・嘔吐・下痢・電解質異常。低血糖: 振戦・痙攣・意識低下。早期は無症候性に進行することが多く、定期的内分泌スクリーニングが早期発見の鍵。

原因

トカゲにおける低血糖症の原因: 臓器機能障害、ホルモンバランス異常、食事因子、遺伝的素因、加齢による代謝・内分泌経路の調節障害。肥満と運動不足が寄与しうる。

病態生理

低血糖症はトカゲにおける代謝・内分泌疾患である。基礎病態はホルモンのフィードバックループ、酵素活性、または基質代謝の調節障害を伴う。循環ホルモン、電解質、代謝中間体のバランス異常が複数の臓器系にわたる細胞機能に影響を及ぼす。代償機構が一時的に恒常性を維持するが、最終的に代償不全に陥り、進行性の臨床的悪化と多臓器への影響を引き起こす。

診断

血糖値測定が第一選択(携帯型血糖計で迅速評価可能、ただし爬虫類用の校正が望ましい)。トカゲの正常血糖値は種・食性により異なる(肉食種は草食種より高い傾向)。尾静脈から採血しPOTZ内で実施。血液生化学(インスリン・肝酵素・総タンパク・アルブミン)で原因検索。肝不全・敗血症・長期絶食・不適切な冬眠管理が主な原因。超音波で肝臓・膵臓の異常を評価。飼育環境温度の確認(低温は代謝低下・食欲廃絶を招く)。神経症状(嗜眠・痙攣)の評価。

治療

爬虫類の低血糖は肝不全、敗血症、長期飢餓、卵黄嚢吸収後の新生子で発生。5%ブドウ糖加リンゲル 10-30 mL/kg ICe/IV、POTZ加温で代謝復活。経口給餌は反応回復後(誤嚥防止)。原因検索(肝酵素、血液培養、超音波)。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。

予防

低血糖症の予防には適切な食事設計、血液検査を含む定期的な健康モニタリング、健康体重の維持、過剰なおやつや不適切な食事の回避、無症候性変化の早期発見時の迅速な介入が含まれる。

予後

低血糖症の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。

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