ティザー病
概要
Clostridium piliformeによる急性壊死性肝炎。1-6週齢の子馬に好発。急性死。
主な症状
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病態生理
馬のティザー病はClostridium piliforme(偏性細胞内寄生菌)による子馬の急性致死性肝炎。1-6週齢の子馬が罹患し、環境中の芽胞(汚染された分娩房の床)の経口摂取が感染経路。C. piliformeは腸管上皮→門脈経路で肝臓に到達→巣状肝細胞壊死→急性肝不全。ストレス(離乳、輸送)が発症素因 (Borchers A et al. Equine Vet J 2006;38:553-557)。
予防
馬におけるティザー病の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
予後きわめて不良。多くの子馬が24-48時間以内に死亡。死後診断(Warthin-Starry染色陽性桿菌)で確定されることが多い。分娩房の徹底消毒(芽胞耐性→焼却/蒸気消毒)が予防の柱 (Borchers A et al. 2006)。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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