← トップへ戻る
馬 (Horse) その他 軽度

スウィーニー(肩甲上神経麻痺)

概要

肩甲上神経の損傷。棘上筋・棘下筋の萎縮。

主な症状

※ 症状をクリックすると、その症状を示す馬の他の疾患を確認できます

病態生理

スウィーニー(肩甲上神経麻痺)はスウィーニーは肩甲上神経の損傷による棘上筋・棘下筋の神経原性萎縮で、首輪による圧迫、衝突外傷、肩関節脱臼に続発する。肩甲骨棘の突出(棘の浮き上がり)が外見上明らかとなり、外転時の肩関節不安定性を生じる。軽度例は3-6ヶ月の休養で自然回復するが、重度の軸索断裂では外科的神経減圧術が必要である。輓馬に歴史的に多い。

予防

馬におけるスウィーニー(肩甲上神経麻痺)の予防は原因病態によって異なる。感染性脳炎: 適切なワクチネーション(特に狂犬病・ジステンパー・FIP予防)と媒介動物制御。特発性てんかん: 遺伝性素因品種の繁殖管理。認知機能不全症候群: 知的刺激の提供、適度な運動、抗酸化サプリメント、SAMe等の補完療法。外傷性脳脊髄損傷: 交通事故・落下事故予防、適切な飼育環境。中毒予防: 環境管理。

予後

馬におけるスウィーニー(肩甲上神経麻痺)の予後は基礎病態・重症度・治療開始時期により異なる。早期診断と病態に応じた適切な治療・モニタリングにより多くの症例で良好な経過が期待できるが、進行例・合併症を伴う例では予後が悪化しうる。

📚 参考文献

Based on articles retrieved from PubMed

  1. Luis Fuentes V, Abbott J, Chetboul V, et al. (2020). ACVIM consensus statement guidelines for the classification, diagnosis, and management of cardiomyopathies in cats. J Vet Intern Med. [DOI] [PubMed]

その他の他の疾患(馬)

馬の全疾患を見る →

VetDictで馬の鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う
📋 馬の疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。