角膜実質膿瘍
概要
角膜実質内の膿瘍。密封された感染。
主な症状
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病態生理
角膜上皮の微小損傷から実質内に侵入した細菌・真菌が、上皮の再被覆により涙液・点眼薬から遮断されて密封され、実質内で増殖して白色〜黄色の膿瘍(好中球性・肉芽腫性炎症)を形成する。健常な上皮が点眼抗菌薬の透過を妨げるため難治性で、菌体・炎症産物に対する強い反射性ぶどう膜炎(前房フレア・蓄膿・縮瞳)を伴う。プロテアーゼ活性により病変が内皮側・デスメ膜方向へ深化すると穿孔のリスクとなる。実質の血管新生は治癒・薬剤到達を促す反応として遅れて出現する。
予防
馬における角膜実質膿瘍の予防は感染症対策と早期発見が中心。感染性結膜炎: ワクチネーション(FHV-1・FCV)と感染猫との接触回避。角膜潰瘍: 眼外傷の予防、グルーミング時の眼科ケア。白内障: 糖尿病の良好な血糖管理、遺伝性品種の繁殖管理、抗酸化物質補給。緑内障: 素因品種の定期的眼圧測定。全動物で年1回以上の眼科検診。
予後
馬における角膜実質膿瘍の予後は早期治療で良好だが、感染性深層潰瘍は穿孔リスクがあり眼科専門医への紹介を要する。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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