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馬 (Horse) その他 緊急

化膿性関節炎

概要

関節内感染。重度の跛行・関節腫脹。子馬では血行性感染が多い。

主な症状

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病態生理

馬の化膿性関節炎は関節腔内への細菌感染で、穿通性外傷(釘踏み→蹄関節感染)、関節内注射後の医原性感染、新生子馬の血行性感染(敗血症からの播種)が主要原因。原因菌はStaphylococcus aureus、Streptococcus equi subsp. zooepidemicus、E. coli(新生子馬)、嫌気性菌。関節内で細菌増殖→好中球集積→プロテアーゼ放出→関節軟骨破壊が24-48時間で進行。関節液のSF WBC>30,000/μL、好中球>90%、TP>4.0 g/dLが診断指標 (Wright IM et al. Equine Vet J 2003;35:631-635)。

予防

馬における化膿性関節炎の予防は適正体重・適切な栄養・適度な運動が3本柱。発達性疾患予防: 成長期の過剰カロリー回避、適切なカルシウム/リン比、過度な運動の回避。OA予防: 適正体重維持、関節サプリメント(グルコサミン・コンドロイチン・MSM)、低衝撃運動。骨折・外傷予防: 安全な飼育環境、リード散歩、滑床対策。代謝性骨疾患予防: 適切な栄養とUV-B(爬虫類・若齢動物)。

予後

関節鏡下洗浄+全身抗菌薬が標準治療。早期介入の予後は良好(運動復帰率50-80%)。治療の遅れ(>48時間)は不可逆的軟骨破壊→変形性関節症→競走馬としての予後不良。新生子馬の多関節感染は予後注意〜不良。関節内注射時の無菌操作の徹底が医原性感染予防に最重要。蹄関節感染(釘踏み等)は農林水産省の馬伝染病予防上も重要 (Wright IM et al. Equine Vet J 2003;35:631-635)。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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