網膜剥離
概要
ERU続発が最多。視力喪失。
主な症状
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病態生理
神経網膜が下層の網膜色素上皮(RPE)から分離した状態。馬ではERUなどの慢性ぶどう膜炎による滲出液貯留・硝子体牽引・炎症性増殖膜が剥離を引き起こす滲出性・牽引性剥離が多い。外傷や白内障術後では裂孔原性剥離も生じる。剥離した光受容体は脈絡膜からの酸素・栄養供給を断たれて変性し、数日〜数週で不可逆的に機能を失う。眼底にはカーテン状・リボン状・漏斗状(funnel)の剥離網膜が認められ、完全剥離・両側性では重度の視覚障害に至る。確立した内科的復位療法はなく、基礎疾患(特にERU)の制御が進行抑制の鍵となる。
予防
馬における網膜剥離の予防は感染症対策と早期発見が中心。感染性結膜炎: ワクチネーション(FHV-1・FCV)と感染猫との接触回避。角膜潰瘍: 眼外傷の予防、グルーミング時の眼科ケア。白内障: 糖尿病の良好な血糖管理、遺伝性品種の繁殖管理、抗酸化物質補給。緑内障: 素因品種の定期的眼圧測定。全動物で年1回以上の眼科検診。
予後
馬における網膜剥離の予後は早期復位・原因治療で視覚温存が可能な場合がある。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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