鼻涙管閉塞
概要
鼻涙管の閉塞。持続性の流涙。先天性または後天性。
主な症状
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病態生理
涙液は上下涙点→涙小管→涙嚢→鼻涙管を経て鼻腔(鼻側末端涙点)へ排出される。この経路のいずれかが先天的に閉鎖(無形成)、または炎症・debris・涙石・外部圧迫(歯根膿瘍・副鼻腔疾患・腫瘍)・外傷後の瘢痕で閉塞すると、涙液が排出されず持続性の流涙(epiphora)を生じる。涙液の停滞は二次的な細菌増殖と化膿性の涙嚢炎・結膜炎を招き、内眼角からの粘膿性眼脂・涙液染色・眼瞼皮膚炎を起こす。馬では鼻涙管が長く上顎歯根・副鼻腔に近接して走行するため、歯科・副鼻腔疾患による閉塞が後天性の重要な原因となる。
予防
馬における鼻涙管閉塞の予防は原因病態の理解に基づく個別的アプローチが基本となる。適切な飼育環境(温度・湿度・衛生)、種特異的な栄養管理、ストレス低減、定期的健康診断による早期発見が共通する予防策。既知の誘因の回避と適切な医学的介入により多くの場合発症リスクを低減可能。
予後
馬における鼻涙管閉塞の予後は基礎病態・治療時期・併存疾患により異なる。早期診断と適切な治療介入により多くの症例で良好な予後が期待される。継続的なモニタリングと飼育環境管理が長期予後改善に重要である。重症例・進行例・基礎疾患合併例では予後が悪化することがある。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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