長管骨骨折
概要
中手骨・脛骨・橈骨等。予後は骨折型・馬のサイズで異なる。
主な症状
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病態生理
馬の長管骨骨折は競走・運動中のストレスフラクチャー(疲労骨折)→完全骨折への移行、放牧中の外傷(キック、フェンス衝突)が主因。好発部位:第三中手骨/中足骨(cannon bone)の condylar fracture、橈骨、脛骨、上腕骨、大腿骨。馬は体重450-600kgで三肢による体重支持が困難なため、長管骨の粉砕骨折は対側肢のsupport limb laminitisが最も恐れられる合併症。内固定(プレート/スクリュー)後のcast immobilization(ギプス固定)が標準治療 (Auer JA & Stick JA. 2019)。
予防
馬における長管骨骨折の予防は適正体重・適切な栄養・適度な運動が3本柱。発達性疾患予防: 成長期の過剰カロリー回避、適切なカルシウム/リン比、過度な運動の回避。OA予防: 適正体重維持、関節サプリメント(グルコサミン・コンドロイチン・MSM)、低衝撃運動。骨折・外傷予防: 安全な飼育環境、リード散歩、滑床対策。代謝性骨疾患予防: 適切な栄養とUV-B(爬虫類・若齢動物)。
予後
condylar fracture:lag screw固定で競走復帰率60-80%→予後良好。単純横骨折/斜骨折(中手骨):プレート固定で予後注意〜良好。粉砕骨折(3+骨片):予後不良→安楽死が考慮されることが多い。大腿骨/上腕骨の骨折は外科的アクセスが困難で予後不良。繁殖牝馬はスポーツ馬より積極的な治療が選択される場合がある (Auer JA & Stick JA. 2019)。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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