緑内障
概要
眼圧上昇による視神経障害。ERU に続発することが多い。急性では激しい疼痛。
主な症状
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病態生理
房水の主たる流出路である虹彩角膜角(隅角)・線維柱帯が、ぶどう膜炎による炎症性細胞・フィブリン・前癒着、あるいは脱臼水晶体や腫瘍によって閉塞されると房水流出抵抗が上昇し眼圧が上がる(正常17-28 mmHg、>30 mmHgで診断)。持続的な高眼圧は視神経乳頭の篩状板で軸索を圧迫し、網膜神経節細胞のアポトーシスと進行性・不可逆性の視力喪失をもたらす。慢性化すると眼球拡張(buphthalmos)、デスメ膜破裂線(Haab's striae)、角膜浮腫を生じる。馬では急性閉塞より ERU 続発性に緩徐進行する経過が典型的である。
予防
馬における緑内障の予防は感染症対策と早期発見が中心。感染性結膜炎: ワクチネーション(FHV-1・FCV)と感染猫との接触回避。角膜潰瘍: 眼外傷の予防、グルーミング時の眼科ケア。白内障: 糖尿病の良好な血糖管理、遺伝性品種の繁殖管理、抗酸化物質補給。緑内障: 素因品種の定期的眼圧測定。全動物で年1回以上の眼科検診。
予後
馬における緑内障の予後は急性期治療で視覚温存が可能だが、慢性期は視覚消失が多く義眼・眼球摘出となる。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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