白内障
概要
水晶体の混濁。先天性・外傷性・ぶどう膜炎続発性。
主な症状
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病態生理
水晶体線維のクリスタリン蛋白が変性・凝集して不溶化し、光散乱が増大して水晶体が混濁する。先天性では胎生期の水晶体形成異常により出生時〜若齢で混濁が認められる。後天性ではERUによる房水組成の変化と炎症性メディエーターが水晶体上皮を傷害して続発性白内障を生じる。混濁の進行に伴い網膜への光透過が低下し視覚が障害される。成熟・過熟(Morgagnian)白内障は水晶体蛋白が漏出して水晶体起因性ぶどう膜炎・続発性緑内障・水晶体脱臼を来しうる。馬は視覚依存度が高く、混濁が軽度でも使役に支障をきたす。
予防
馬における白内障の予防は感染症対策と早期発見が中心。感染性結膜炎: ワクチネーション(FHV-1・FCV)と感染猫との接触回避。角膜潰瘍: 眼外傷の予防、グルーミング時の眼科ケア。白内障: 糖尿病の良好な血糖管理、遺伝性品種の繁殖管理、抗酸化物質補給。緑内障: 素因品種の定期的眼圧測定。全動物で年1回以上の眼科検診。
予後
馬における白内障の予後は外科的水晶体乳化吸引術で視力回復が可能。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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