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ハムスター (Hamster) 感染症 重度

カンピロバクター症

Campylobacteriosis / カンピロバクター症

概要

カンピロバクター属による細菌性腸炎で、水様から血液混じりの下痢を引き起こします。人獣共通感染症の可能性があります。

主な症状

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臨床徴候

ハムスターにおけるカンピロバクター症の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。

原因

ハムスターにおけるカンピロバクター症の原因: カンピロバクター属による細菌性腸炎で、水様から血液混じりの下痢を引き起こします。人獣共通感染症の可能性があります。

病態生理

カンピロバクターは腸上皮に侵入・付着して毒素を産生し、水様〜粘血性下痢・腸炎を起こす。若齢・免疫低下・混合感染で症状が増悪する。

診断

急性~慢性の水様下痢・粘液便・体重減少を評価する。糞便の微好気培養(42℃・48時間)でCampylobacter jejuniを分離同定する。PCRによる迅速診断も有用。糞便直接塗抹でカモメ型のらせん状菌体を確認できる場合がある。CBCで白血球増多を確認。脱水・電解質異常を血液生化学で評価する。若齢ハムスターで重症化しやすく、wet tail症候群の一因となる。人獣共通感染症として飼い主への衛生指導が重要。

治療

ハムスターにおけるカンピロバクター症の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。

予防

カンピロバクター症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

カンピロバクター症の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン

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