疥癬
概要
ヒゼンダニの寄生で、重度の掻痒、痂皮形成、二次感染を引き起こします。
主な症状
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臨床徴候
デグーにおける疥癬の臨床徴候は寄生虫種・寄生部位・寄生数により異なる。消化管寄生では下痢・嘔吐・体重減少・腹部膨満、外部寄生では掻痒・脱毛・皮膚炎、心血管寄生では咳・運動不耐性・腹水、血液寄生では貧血・発熱・元気消失を呈する。幼若・栄養不良個体では重症化しやすく、慢性経過では発育不良が顕著となる。
原因
デグーにおける疥癬の原因: ヒゼンダニの寄生で、重度の掻痒、痂皮形成、二次感染を引き起こします。
病態生理
疥癬はデグーにおける寄生虫疾患である。寄生虫は経口摂取、経皮的侵入、またはベクター媒介伝播を通じて感染を確立する。抗原変異、免疫調節、細胞内隔離により宿主の免疫防御を回避しながら、宿主の栄養と資源を利用して増殖する。組織損傷は寄生虫の直接的な摂食、機械的破壊、有毒代謝副産物、宿主の炎症・免疫応答に起因する。重度の寄生虫感染は貧血、栄養失調、臓器機能障害、二次感染を引き起こしうる。
診断
皮膚掻破検査(浅部掻爬:表皮-真皮境界まで)でSarcoptes scabiei虫体・虫卵・糞粒を検索(検出率30-50%のため陰性でも除外不可)。掻痒の程度・脱毛パターン(耳介・鼻・四肢端に好発)を記録。皮膚生検・病理で表皮内トンネル・虫体断面を確認。毛検査(トリコグラム)で毛包内寄生を除外。真菌培養で皮膚糸状菌症を鑑別。CBC(好酸球増多)・血液生化学で全身状態を評価。デグーの砂浴び用砂の清潔さ・同居個体の症状を確認。人獣共通感染症のため飼育者の皮膚症状を聴取
治療
デグーにおける疥癬の治療には、同定された寄生虫に応じた適切な駆虫薬が必要である。一部の駆虫薬は特定の種に有毒であるため、種に適した用量設定が重要である。全てのライフステージを排除するため複数回投与が必要な場合がある。環境消毒と接触動物の治療で再感染を防止する。貧血、脱水、栄養失調などの二次的合併症に対する支持療法を行う。
予防
疥癬の予防には定期的な予防駆虫、環境衛生と糞便除去、新規動物の隔離・検査、ベクター防除、中間宿主や汚染環境への曝露回避が含まれる。
予後
疥癬の予後: 多くの皮膚疾患は適切な治療で予後良好。感染性疾患は抗菌薬/抗真菌薬で治癒可能。アレルギー性は長期管理が必要。
関連する薬品
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