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チンチラ (Chinchilla) 眼科 軽度

角膜ジストロフィー

Corneal Dystrophy / 角膜ジストロフィー

概要

遺伝性または加齢性の変性疾患で、角膜混濁と視力障害の可能性があります。

主な症状

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臨床徴候

チンチラにおける角膜ジストロフィーの臨床徴候は罹患部位(角膜・結膜・前房・水晶体・網膜)と病態により異なる。結膜炎: 結膜充血・分泌物・流涙・眼瞼痙攣。角膜潰瘍: 流涙・眼瞼痙攣・羞明・角膜混濁(蛍光染色陽性)。緑内障: 急性眼痛・角膜浮腫・散瞳・眼球膨大・視覚消失。白内障: 水晶体混濁による進行性視覚障害。網膜疾患: 夜盲先行の進行性視覚障害(PRA等)・急性視覚消失(網膜剥離)。

原因

胚発生中の眼科発達異常が原因。遺伝子変異(常染色体優性・劣性・多因子性)・染色体異常・催奇形物質曝露に起因しうる。近親交配が先天性欠損のリスクを増加。特定のチンチラ系統に品種特異的素因が存在しうる。

病態生理

チンチラの眼科の先天性異常は、胚発生中の発達エラーに起因し、遺伝子変異・染色体異常・催奇形物質曝露が関与しうる。構造的または機能的欠損は出生時に明らかか、成長に伴い臨床的に顕在化する。一部のチンチラ系統では遺伝的要因による品種特異的素因が存在する。

診断

スリットランプ(細隙灯)検査で角膜混濁の層(上皮性・実質性・内皮性)・パターン(結晶性沈着・びまん性混濁)を評価。フルオレセイン染色で角膜上皮欠損(潰瘍との鑑別)の有無を確認。角膜厚測定(パキメトリー)で浮腫の程度を定量。血液生化学でCa・脂質(高脂血症に伴う角膜脂質沈着)を確認。チンチラは砂浴び由来の粉塵による角膜刺激が多いため環境歴を聴取。両眼性か片眼性かで遺伝性vs後天性の鑑別に役立つ

治療

チンチラにおける角膜ジストロフィーの治療: 原因の鑑別(フルオレセイン染色/シルマー試験/眼圧測定)。局所抗菌薬点眼。抗炎症薬。基礎疾患の管理。

予防

予防には適切な飼育管理(適切な食事・清潔な環境・最適な温湿度);定期的な獣医師の健康診断;新規動物の検疫;ストレス軽減;種特異的予防措置が含まれる

予後

先天性疾患の予後は異常の種類と重症度に依存する。軽度の機能的異常は管理可能で予後良好。重度の構造的異常は外科的介入が必要な場合があり、予後は変動的。遺伝性疾患の場合、罹患個体の繁殖は避けるべき。

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