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ヘビ (Snake) その他 重度

絞扼帯壊死

Constriction Band Necrosis / 絞扼帯壊死

概要

脱皮残留物や異物による体幹部の絞扼壊死。

主な症状

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臨床徴候

ヘビにおける絞扼帯壊死の臨床徴候は欠乏または過剰の栄養素により特異的パターンを示す。カルシウム不足: 骨軟化・病的骨折・痙攣・成長不良。ビタミンA不足: 眼疾患・皮膚角化異常・夜盲・繁殖障害。ビタミンC不足(モルモット): 関節腫脹・出血傾向・歯周病・成長不良。タンパク質-エネルギー欠乏: 削痩・筋萎縮・低アルブミン血症・浮腫。ビタミンD/UV-B不足(爬虫類): 代謝性骨疾患・骨軟化。

原因

ヘビにおける絞扼帯壊死の原因: 脱皮残留物や異物による体幹部の絞扼壊死。

病態生理

絞扼帯壊死はヘビにおける外傷性・機械的疾患である。罹患組織の構造的耐性を超える外部機械的力により組織損傷が生じる。損傷は出血、浮腫、疼痛を伴う急性炎症カスケードを惹起する。重症度に応じて、血管供給の途絶による虚血、環境微生物による汚染、進行性の組織壊死が生じうる。治癒過程は止血、炎症、増殖、リモデリングの各段階を経る。

診断

絞扼帯による皮膚・軟部組織の壊死範囲を視診で評価(脱皮不全の残存皮膚が尾部・体幹を絞扼する症例が多い)。壊死部位の遠位側の血流・感覚・運動機能を確認。X線で骨折・脊椎損傷を除外。細菌培養で二次感染菌を同定。ヘビは全身を一度に脱皮(ecdysis)するため、不完全脱皮の残存皮膚が絞扼帯となる。POTZ(至適環境温度帯)管理下で体温を維持しつつ評価。CBC・血液生化学で全身性感染と組織壊死の影響を評価

治療

ヘビにおける絞扼帯壊死の治療は安定化、疼痛管理、創傷ケアを優先する。生命を脅かす損傷を最初に評価・対処する(気道、呼吸、循環)。種に適した鎮痛薬(NSAIDs、オピオイド、局所麻酔薬)による鎮痛が不可欠である。創傷を洗浄・デブリードマンし、一次閉鎖、二次治癒、再建手術を適宜行う。汚染創には広域抗菌薬を使用する。骨折には副子固定または外科的固定を行う。遅発性合併症をモニタリングする。

予防

絞扼帯壊死の予防には安全で種に適した飼育環境の整備、鋭利物・危険物の除去、適切な取り扱い技術、他の動物との接触時の監視、温度管理、落下防止策が含まれる。

予後

絞扼帯壊死の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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