針ダニ(コリオプテス)
概要
表面寄生性ダニで軽度の針の脱落と鱗屑を引き起こします。カパリニアほど重度ではありませんが治療が必要です。
主な症状
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臨床徴候
ハリネズミにおける針ダニ(コリオプテス)の臨床徴候は寄生虫種・寄生部位・寄生数により異なる。消化管寄生では下痢・嘔吐・体重減少・腹部膨満、外部寄生では掻痒・脱毛・皮膚炎、心血管寄生では咳・運動不耐性・腹水、血液寄生では貧血・発熱・元気消失を呈する。幼若・栄養不良個体では重症化しやすく、慢性経過では発育不良が顕著となる。
原因
ハリネズミにおける針ダニ(コリオプテス)の原因: 表面寄生性ダニで軽度の針の脱落と鱗屑を引き起こします。カパリニアほど重度ではありませんが治療が必要です。
病態生理
針ダニ(コリオプテス)はハリネズミにおける寄生虫疾患である。寄生虫は経口摂取、経皮的侵入、またはベクター媒介伝播を通じて感染を確立する。抗原変異、免疫調節、細胞内隔離により宿主の免疫防御を回避しながら、宿主の栄養と資源を利用して増殖する。組織損傷は寄生虫の直接的な摂食、機械的破壊、有毒代謝副産物、宿主の炎症・免疫応答に起因する。重度の寄生虫感染は貧血、栄養失調、臓器機能障害、二次感染を引き起こしうる。
診断
針ダニ(コリオプテス)の診断は、針基部の痂皮・落屑・掻痒・針脱落を呈するハリネズミで行う。Chorioptes属ダニはカパリニアダニと並んでハリネズミの外部寄生虫として重要である。イソフルラン鎮静下で丸まりを解除し、針基部の皮膚掻爬検査でダニの虫体・虫卵を検出する。カパリニアダニとの形態学的鑑別を顕微鏡下で行う。セロハンテープ法も補助的に有用である。免疫抑制による重症化の可能性があるため、3歳以上では基礎疾患(腫瘍等)の検索も推奨される。
治療
ハリネズミにおける針ダニ(コリオプテス)の治療には、同定された寄生虫に応じた適切な駆虫薬が必要である。一部の駆虫薬は特定の種に有毒であるため、種に適した用量設定が重要である。全てのライフステージを排除するため複数回投与が必要な場合がある。環境消毒と接触動物の治療で再感染を防止する。貧血、脱水、栄養失調などの二次的合併症に対する支持療法を行う。
予防
針ダニ(コリオプテス)の予防には定期的な予防駆虫、環境衛生と糞便除去、新規動物の隔離・検査、ベクター防除、中間宿主や汚染環境への曝露回避が含まれる。
予後
針ダニ(コリオプテス)の予後: 多くの皮膚疾患は適切な治療で予後良好。感染性疾患は抗菌薬/抗真菌薬で治癒可能。アレルギー性は長期管理が必要。
寄生虫の他の疾患(ハリネズミ)
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