頸部リンパ節炎(Guinea Pig)
Cervical Lymphadenitis (Lumps) / 頸部リンパ節炎(Guinea Pig)
概要
モルモットにおける細菌性の皮膚疾患。頸部リンパ節炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
食欲不振
腹部膨満
脱水
発熱
鼠径部の腫れ
脱毛
低体温
無気力
原因
S. zooepidemicus。口腔粘膜の微小損傷から侵入。不適切な飼料(硬い草の穂等)。
病態生理
Streptococcus zooepidemicusの頸部リンパ節感染→膿瘍形成(頸部の腫瘤)。モルモットに好発。
治療
リンパ節/リンパ管疾患管理:FNA細胞診→感染/反応性/腫瘍性の鑑別。感染性リンパ節炎→抗菌薬(エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO/IM q12h×2-4週)。膿瘍→切開排膿。リンパ腫→化学療法(種特異的プロトコル)。プレドニゾロン 2 mg/kg PO q24h(緩和)。反応性→原発巣の治療。疼痛管理:メロキシカム 0.5-1 mg/kg PO/SC q24h。ペニシリン系経口禁忌。 (Carpenter, Exotic Animal Formulary 6th ed)
予防
硬い飼料の回避。膿瘍の外科的排膿+洗浄+抗菌薬。
予後
予後は病原体の種類、感染の重症度、宿主の免疫状態、治療開始の時期に大きく依存する。早期に適切な抗微生物療法が開始されれば多くの感染症で良好な転帰が期待できる。免疫抑制状態の動物や重度の敗血症を呈する症例では予後不良となりうる。慢性感染では完治が困難な場合があり、長期的な管理と再発防止策が必要となる。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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