尾部脱毛(ラットテイル)
概要
季節性またはホルモン性の尾部脱毛で、面皰を伴うこともあります。通常良性です。
主な症状
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原因
季節性ホルモン変動、副腎疾患の初期(除外が必要)、皮脂腺過活動。
病態生理
季節性の尾部脱毛→尾が「ネズミの尾」のように無毛に。皮脂腺の過活動→面皰(黒色面皰)形成。多くは美容的問題のみ。副腎疾患の初期症状の可能性もあるため要注意。
治療
【フェレットにおける尾部脱毛(ラットテイル)】 尾部脱毛(ラットテイル)は皮膚生検(パンチまたはincisional)、細胞診(インプレッションスメア、テープストリッピング)、培養で原因を特定。 感染性: 培養感受性ベースの全身抗菌薬・抗真菌薬(前述の方針)。 アレルギー性: 食物アレルギー除外食試験(8週hydrolyzed蛋白食)、環境アレルゲン特異IgE。シクロスポリン 5-7 mg/kg PO q24h、オクラシチニブ(犬専用)。 外用ケア: 抗菌・抗真菌シャンプー q3-7日、湿潤環境改善。 自傷防止のエリザベスカラー、慢性掻痒には認知行動的アプローチも併用。 支持療法(小型哺乳類): 等張輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温(26-28℃)、シリンジ給餌(Critical Care/Recovery 50-90 mL/kg/日を3-4回分割)、メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h で疼痛・炎症管理。 【鑑別と経過観察】類似症候を呈する疾患の除外と、治療4-8週後の再評価が予後改善の鍵。重症度・併発症によってはフェレットの専門医紹介を考慮する。
予防
副腎ホルモンパネルで副腎疾患を除外。季節性なら無治療で秋に被毛再生。
予後
疾患の重症度、治療開始の早さ、治療反応により異なる。早期の適切な治療介入で一般に予後改善。
関連する薬品
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皮膚の他の疾患(フェレット)
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