副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
Hyperadrenocorticism (Cushing's) / 副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
概要
副腎からのコルチゾール過剰産生により腹部膨満や脱毛がみられます。
主な症状
多飲
脱毛
無気力
筋肉萎縮
太鼓腹
原因
副腎腫瘍(腺腫/腺癌)。去勢/避妊後の性腺ホルモン欠乏→GnRH/LH上昇→副腎皮質刺激が一因。米国では早期去勢が一般的→副腎疾患が非常に多い。
病態生理
副腎皮質の腺腫/腺癌→性ステロイド(エストラジオール・17-OHプロゲステロン・DHEA-S)の過剰分泌→脱毛(対称性・尾から始まる)・陰門腫脹(避妊雌)・前立腺肥大(去勢雄)。犬のクッシング(コルチゾール過剰)とは異なり、フェレットでは性ステロイドが主体。
治療
特定の副腎病態に基づく内科的管理。適応があれば副腎摘出術。不全症にはホルモン補充療法。電解質とコルチゾールの定期的モニタリング。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • NMNミトコンドリアアシスト (NMN+α-リポ酸+システイン+プロバイオティクス): 細胞エネルギー代謝・サーチュイン活性化・抗老化
予防
GnRHアゴニスト(デスロレリンインプラント)で副腎刺激を抑制。外科的副腎摘出が根治的。
予後
疾患の重症度、治療開始の早さ、治療反応により異なる。早期の適切な治療介入で一般に予後改善。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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