肛門脱(チンチラ)
概要
チンチラにおける外傷性の消化器系疾患。肛門脱は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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臨床徴候
疼痛、腫脹、打撲、出血、跛行、運動性低下、創傷・組織損傷の視認、行動変化(隠れる、攻撃性)、重症例ではショック徴候。
原因
チンチラにおける外傷性の消化器系疾患。肛門脱は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
チンチラにおける外傷性の消化器系疾患。肛門脱は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
診断
肛門脱(チンチラ)の診断は臨床徴候、詳細な病歴、身体検査に基づく。推奨される検査: X線検査 (Radiography), 身体検査 (Physical Examination), 全血球計算 (CBC), 超音波検査 (Ultrasonography)。チンチラにおける類似の臨床徴候を呈する他疾患との鑑別が必要である。
治療
【肛門脱】■還納: 局所麻酔(リドカインジェル)→湿綿棒で還納。50%デキストロース塗布(浮腫軽減)。■巾着縫合: 再発予防に48-72h留置。■基礎疾患: 下痢、腸管寄生虫の治療。■抗炎症: メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/SC q24h。■壊死時: 切除。■予後: 軽度は良好。■⚠フィプロニル禁忌。(Quesenberry & Carpenter 2020)
予防
チンチラにおける肛門脱の予防は飼育環境の安全管理が中心。鋭利物・落下物の除去、滑床対策(マット)、高所からの落下・脱走防止など飼育環境の安全管理。小型動物のケージ内安全(突起物・粗い金網の除去)、他動物との接触管理。交通事故予防(迷子札・マイクロチップ・首輪・リード)。自然災害(地震・火災)対策。
予後
初回の軽度脱出は還納+巾着縫合で予後良好。基礎疾患(Giardia:メトロニダゾール20 mg/kg PO q12h×5日、低繊維食の改善)の治療が再発防止に必須。壊死組織を伴う場合は切除が必要で予後注意。チモシー牧草主体の食事と十分な水分摂取が消化管疾患予防の基本 (Mans C & Donnelly TM. 2012)。
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