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ヘビ (Snake) その他 中等度

高体温症(Snake)

Hyperthermia / 高体温症(Snake)

概要

ヘビにおける代謝性の内分泌/代謝疾患。高体温症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

主な症状

食欲不振 体の腫脹 顔面腫脹 無気力 吻部の擦過傷 皮膚病変 突然死 体重減少

原因

ヘビにおける代謝性の内分泌/代謝疾患。高体温症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

病態生理

ヘビにおける代謝性の内分泌/代謝疾患。高体温症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

治療

ヘビの高体温症。即座の環境温度低下:種の適温帯(POTZ)の下限の水に浸漬 or 湿らせたタオルで体を覆う。氷水は不可(急激な温度変化は致死的)。輸液:LRS/生理食塩水 10-25 mL/kg SC/ICe。デキサメタゾン(ショック:2 mg/kg IM)。メロキシカム(0.2-0.5 mg/kg SC q24-48h)。爬虫類は変温動物であり外部温度に完全に依存 — ヒーターの故障/サーモスタット不良、直射日光下の放置が主因。POTZ超過後の臓器障害(腎不全、肝障害、DIC)を48時間モニタリング。予防:サーモスタット付きヒーター必須、温度勾配のある飼育環境、温度計2個(ホット/クール側)。Ref: Mader 2006, Divers & Stahl 2019.

予防

適切な換気と清潔な空気環境の維持が基本的予防策である。ワクチネーションによる呼吸器感染症の予防、喫煙環境からの隔離、粉塵・刺激性ガスへの曝露回避が重要である。短頭種では過度の暑熱環境回避と体重管理が呼吸器への負担軽減に不可欠である。過密飼育の回避と適切な温湿度管理により感染性呼吸器疾患の発生リスクを低減できる。

予後

予後は原疾患の種類、重症度、治療への反応性に大きく依存する。感染性呼吸器疾患の多くは適切な治療により良好な転帰を示す。慢性呼吸器疾患(慢性気管支炎・猫喘息等)は長期管理が必要であるが、生活の質の維持は十分に可能である。進行性の肺線維症や重度の気道狭窄では予後不良となりうる。早期診断と適切な治療介入が呼吸機能の温存に重要である。

関連する薬品

💊 メロキシカム 💊 デキサメタゾン

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