トキソプラズマ症(Exotic Other)
概要
その他エキゾチックにおける寄生虫性の多臓器/全身疾患。トキソプラズマ症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
その他エキゾチックにおける寄生虫性の多臓器/全身疾患。トキソプラズマ症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
その他エキゾチックにおける寄生虫性の多臓器/全身疾患。トキソプラズマ症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
トキソプラズマ症(Toxoplasma gondii)。原虫感染。猫科が終宿主(オーシスト排出)。★人獣共通感染症★。■臨床症状: 有袋類: 高感受性(致死的 — 特にワラビー、カンガルー)。 鳥類: 脳炎、肺炎、肝脾腫。 哺乳類(フェレット、ウサギ等): 多くは不顕性。免疫抑制時に発症。 脳炎(運動失調、旋回)、肺炎、肝炎、筋炎。 妊娠動物: 流産、先天性感染。■診断: 血清抗体価(IgM/IgG)。組織PCR。病理(タキゾイト/ブラディゾイト)。■治療: クリンダマイシン: 12.5-25 mg/kg PO q12h × 28日(第一選択)。 トリメトプリム-スルファ: 15-30 mg/kg PO q12h × 28日。 ピリメサミン: 0.25-0.5 mg/kg PO q12h × 28日 + 葉酸 5 mg/日(骨髄抑制予防)。 ポナズリル: 10-30 mg/kg PO q24h × 28日(コクシジウム同族薬)。 支持療法: 輸液、栄養支持、抗炎症。■有袋類: 治療反応不良が多い → 暴露予防(猫排除、オーシスト汚染防止)が最重要。■予防: 猫糞からのオーシスト汚染防止。生肉/不完全調理肉を避ける。■予後: 免疫正常→良好。免疫抑制/有袋類→不良。参考文献: Dubey JP (2010) Toxoplasmosis of Animals and Humans 2nd ed; Greene CE (2012).
予防
定期的な予防的駆虫プログラムの実施が最も効果的な予防策である。フィラリア予防薬の通年または季節的投与、ノミ・マダニ予防薬の定期使用、環境中の糞便の速やかな除去、中間宿主との接触制限が重要である。新規導入動物の糞便検査と駆虫処理、飼育環境の衛生管理、過密飼育の回避により寄生虫感染リスクを大幅に低減できる。
予後
予後は寄生虫の種類、感染負荷量、宿主の全身状態、治療への反応性に依存する。多くの寄生虫感染は適切な駆虫薬投与により良好な予後が期待できる。重度の感染(大量寄生・臓器移行症)では臓器障害が残存する場合がある。フィラリア症など心血管系に影響する寄生虫では長期的な合併症管理が必要となる。再感染予防が長期的予後改善の鍵である。
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